みつばさのかげ

一日一章、聖書のみことばから感動したこと、考えさせられたことなどを綴ります。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

神に倣う者

ですから、愛されている子どもらしく、神に倣う者となりなさい。(エペソ5:1) 「神に倣う者となれ」と、パウロは書いた。 わたしたちは、倣うべき神をどのような方と捉えているだろうか。 わたしたちの信仰のあり方は、その現れといえる。 また、愛のうち…

召しにふさわしく歩みなさい

さて、主にある囚人の私はあなたがたに勧めます。あなたがたは、召されたその召しにふさわしく歩みなさい。(エペソ4:1) 3章までキリストの救いの奥義、神の永遠のご計画について語られたあと、4章から日常的な歩みにおける指針が語られる。 聖書の順序…

永遠のご計画

これは、今、天上にある支配と権威に、教会を通して神のきわめて豊かな知恵が知らされるためであり、私たちの主キリスト・イエスにおいて成し遂げられた、永遠のご計画によるものです。(エペソ3:10-11) 1節でパウロは、自らを「キリスト・イエスの囚人」…

神の家族なのです

こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、生徒たちと同じ国の民であり、神の家族なのです。(エペソ2:19) 2章には、「あなたがたは、○○です(でした)」という表現がたくさん出てくる。 まとめてみよう。 【かつては・・・】 自分の…

天上にあるすべての霊的祝福

私たちの主イエス・キリストの父である神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天井にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。(エペソ1:3) 今回から、『エペソ人への手紙』に入る。 いつものように、最初から最後ま…

大事なのは新しい創造です

しかし私には、私たちの主イエス・キリストの十字架以外に誇りとするものが、決してあってはなりません。この十字架につけられて、世は私に対して死に、私も世に対して死にました。割礼を受けているか受けていないかは、大事なことではありません。大事なの…

御霊によって歩みなさい

私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、肉の欲望を満たすことは決してありません。(ガラテヤ5:16) 律法によって義と認められようとする生き方は、不真面目ではないかもしれない。 しかしパウロは、こう断言した。 律法によって義と認められ…

あなたがたの幸いは、今どこにあるのですか

それなのに、あなたがたの幸いは、今どこにあるのですか。私はあなたがたのために証ししますが、あなたがたは、できることなら、自分の目をえぐり出して私に与えようとさえしたのです。(ガラテヤ4:15) パウロは、かつてガラテヤの人たちに、熱烈な愛をも…

信仰によって生きる人々

ですから、信仰によって生きる人々が、信仰の人アブラハムとともに祝福を受けるのです。(9) 3章でもパウロは、「信仰による義」について論を進めていく。 これだけは、あなたがたに聞いておきたい。あなたがたが御霊を受けたのは、律法を行ったからですか…

神に生きるために

しかし私は、神に生きるために、律法によって律法に死にました。私はキリストとともに十字架につけられました。(ガラテヤ2:19) 1章に続いてパウロは、自分が「使徒」として召された者であることを強調する。 エルサレムに上った際、教会の「おもだった人…

ほかの福音

私は驚いています。あなたがたが、キリストの恵みによって自分たちを召してくださった方から、このように急に離れて、ほかの福音に移って行くことに。ほかの福音といっても、もう一つ別に福音があるわけではありません。あなたがたを動揺させて、キリストの…

信仰に生きているかどうか

あなたがたは、信仰に生きているかどうか、自分自身を試し、吟味しなさい。それとも、あなたがたは自分自身のことを、自分のうちにイエス・キリストがおられることを、自覚していないのですか。あなたがたが不適格な者なら別ですが。(2コリント13:5) 手紙…

自分の弱さを誇りましょう

しかし主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全に現れるからである」と言われました。ですから私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。(2コリント12:9) 『コリント人への第…

キリストに対する真心と純潔

私は神の熱心をもって、あなたがたのことを熱心に思っています。私はあなたがたを清純な処女として、一人の夫キリストに献げるために婚約させたのですから。蛇が悪巧みによってエバを欺いたように、あなたがたの思いが汚されて、キリストに対する真心と純潔…

主に推薦される人こそ本物

自分自身を推薦する人ではなく、主に推薦される人こそ本物です。(2コリント10:18) この「本物です」の箇所は、以前の新改訳では「受け入れられる人です」となっていた。 他の訳では、 新共同訳/適格者として受け入れられるのです 口語訳/確かな人なので…

喜んで与える人

私が伝えたいことは、こうです。わずかだけ蒔く者はわずかだけ刈り入れ、豊かに蒔く者は豊かに刈り入れます。一人ひとり、いやいやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい。神は、喜んで与える人を愛してくださるのです。(2コリント…

惜しみなく施す富

彼らの満ちあふれる喜びと極度の貧しさは、苦しみによる激しい試練の中にあってもあふれ出て、惜しみなく施す富となりました。(2コリント8:2) 8章は、「献金」についてパウロが述べている箇所だ。 この献金のことについて、私の意見を述べましょう。(10…

みこころに添った悲しみ

神のみこころに添った悲しみは、後悔のない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらします。(2コリント7:10) 7章でパウロは、コリントの人たちを二度も称賛した。 私には、あなたがたに対する大きな確信があり、あなたがたについ…

神の恵みを無駄に受けないように

私たちは神とともに働く者として、あなたがたに勧めます。神の恵みを無駄に受けないようにしてください。(2コリント6:1) 尊い宝があふれるほど注がれているのに、まるでザルで受けるように無駄にしてはいないか。 パウロは、コリントの教会にそう問うた。…

地上の住まいである幕屋が壊れても

たとえ私たちの地上の住まいである幕屋が壊れても、私たちには天に、神が下さる建物、人の手によらない永遠の住まいがあることを、私たちは知っています。(2コリント5:1) 昔、信仰の師と仰いだ方が末期がんのご婦人に福音を語る場に、同席したことがある…

測り知れない力

私たちは、この宝を土の器の中に入れています。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものではないことが明らかになるためです。(2コリント4:7) この4章にタイトルをつけるとすれば、「落胆しない理由」とでもなろうか。 パウロ…

新しい契約に仕える

神は私たちに、新しい契約に仕える者となる資格を下さいました。文字に仕える者ではなく、御霊に仕える者となる資格です。文字は殺し、御霊は生かすからです。(2コリント3:6) 3章のはじめで、パウロはこう言った。 私たちは、またもや自分を推薦しようと…

芳しいキリストの香り

しかし、神に感謝します。神はいつでも、私たちをキリストによる凱旋の行列に加え、私たちを通してキリストを知る知識の香りを、いたるところで放ってくださいます。私たちは、救われる人々の中でも、滅びる人々の中でも、神に献げられた芳しいキリストの香…

肉的な知恵によらず

私たちが誇りとすること、私たちの良心が証ししていることは、私たちがこの世において、特にあなたがたに対して、神から来る純真さと誠実さをもって、肉的な知恵によらず、神の恵みによって行動してきたということです。(2コリント1:12) きょうから『コリ…

雄々しく、強くありなさい

目を覚ましていなさい。堅く信仰に立ちなさい。雄々しく、強くありなさい。(1コリント16:13) 手紙を終えるにあたり、パウロは思いを込めてこう書いた。 「雄々しく」という言葉は、以前の新改訳聖書では「男らしく」となっていた。 他の日本語訳をみても…

目を覚まして正しい生活を送り

目を覚まして正しい生活を送り、罪を犯さないようにしなさい。神について無知な人たちがいます。私はあなたがたを恥じ入らせるために言っているのです。(1コリント15:34) 13章が「愛の章」であるなら、15章は「復活の章」といえる。 パウロの復活論として…

神は混乱の神ではなく

神は混乱の神ではなく、平和の神なのです。(1コリント14:33) 14章は、「異言」について多くの言葉を割いている点で特徴的だ。 「異言」は、「かぶり物」以上に現代の教会でも議論のあるところだ。 私の手元にある聖書には、次のような解説がある。 <異言…

愛は自慢せず

愛は自慢せず、高慢になりません。(1コリント13:4) パウロは、12章で「御霊の賜物」について述べてから、最後にこう書いた。 あなたがたは、よりすぐれた賜物を熱心に求めなさい。私は今、はるかにまさる道を示しましょう。(1コリント12:31) その「は…

キリストのからだ

あなたがたはキリストのからだであって、一人ひとりはその部分です。(1コリント12:27) “One for All,All for One.”(一人はみんなのために、みんなは一人のために) この言葉は、ラグビーのフレーズとして有名だ。 昨年、日本で開かれたラグビーワールド…

頭に権威のしるしをかぶる

それゆえ、女は御使いたちのため、頭に権威のしるしをかぶるべきです。(1コリント11:10) 11章からパウロは、教会の営みにおける"各論"に入っていく。 前半では女性の「かぶり物」について、後半では「主の晩餐」の食事についてふれている。 ここでは、「…