みつばさのかげ

一日一章、聖書のみことばから感動したこと、考えさせられたことなどを綴ります。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

相続地を堅く守らなければならない

「『このように、相続地は、部族からほかの部族に移してはならない。イスラエルの子らの部族は、それぞれ、自分たちの相続地を堅く守らなければならないからである。』」(民数記36:9) 民数記も、今回で最後だ。 最終章は、相続地に関する啓示である。 か…

人が憎しみをもって人を

「もし、人が憎しみをもって人を突き倒すか、あるいは悪意をもって人に物を投げつけて死なせたなら、または、敵意をもって人を手で打って死なせたなら、その打った者は必ず殺されなければならない。その人は殺人者である。」(民数記35:20-21) 35章では、…

塩の海

「あなたがたの南側は、エドムに接するツィンの荒野に始まる。南の境界線は、東の方の塩の海の端に始まる。」(民数記34:3) 34章では、カナンの地における部族ごとの割り当て地が述べられる。 主はモーセに告げられた。「イスラエルの子らに命じて彼らに言…

イスラエルの子らの旅程

モーセとアロンの指導のもとに、その軍団ごとにエジプトの地から出て来たイスラエルの子らの旅程は次のとおりである。(民数記33:1) 山脈を縦走し、最終ピークから振り返って歩いて来た山並みを見る感動は、体験した者にしかわからないだろう。 「これだけ…

ルベン族とガド族

ルベン族とガド族は、多くの家畜を持っていた。それは、おびただしい数であった。彼らがヤゼルの地とギルアデの地を見ると、その場所は家畜に適した場所であった。(民数記32:1) 32章では、ルベン族とガド族が土地のことでイスラエルの民に持ち出した提案…

ミディアン人に主の復讐をするため

そこでモーセは民に告げた。「あなたがたのうち、男たちは戦のために武装せよ。ミディアン人を襲って、ミディアン人に主の復讐をするためである。」(民数記31:3) 主はモーセに、最後の仕事を言いつけられた。 主はモーセに告げられた。「あなたは、イスラ…

主に誓願するか、あるいは物断ちをする場合

「女が若くてまだ父の家にいるときに、主に誓願をするか、あるいは物断ちをする場合には、その父が彼女の誓願、あるいは物断ちを聞いて、彼女に何も言わなければ、彼女のすべての誓願は有効となる。彼女の物断ちもすべて有効となる。」(民数記30:3-4) 30…

第七の月

「第七の月には、その月の一日に聖なる会合を開かなければならない。あなたがたは、いかなる労働もしてはならない。これを、あなたがたにとって角笛が吹き鳴らされる日としなければならない。」(民数記29:1) 29章では、「第七の月」に行われる祭りについ…

一方の子羊を朝献げ、もう一方の子羊を夕暮れに

「彼らに言え。これがあなたがたが主に献げる食物のささげ物である。傷のない一歳の雄の子羊を、毎日二匹、常供の全焼のささげ物として、一方の子羊を朝献げ、もう一方の子羊を夕暮れに献げなければならない。」(民数記28:3-4) 28章では、あらためて種々…

あなたの手を彼の上に置け

主はモーセに言われた。「あなたは、神の霊の宿っている人、ヌンの子ヨシュアを連れて来て、あなたの手を彼の上に置け。」(民数記27:18) 主はモーセに、山に登るように指示された。 主はモーセに言われた。「このアバリム山に登り、わたしがイスラエルに…

二十歳以上の者を数えなさい

「主がモーセに命じられたように、二十歳以上の者を数えなさい。」(民数記26:4) ここで、二回目の人口調査が行われる。 1章の調査以来、40年ぶりのことだ。 この主の罰の後のことであった。主はモーセと祭司アロンの子エルアザルに告げられた。「イスラエ…

ペオルの事件

主はモーセに告げられた。「ミディアン人を襲い、彼らを討て。彼らは巧妙に仕組んだ企みによって、ペオルの事件であなたがたを襲ったからだ。ペオルの事件の主の罰の日に殺された彼らの同族の女、ミディアンの族長の娘コズビの一件だ。」(民数記25:16-18)…

あなたを祝福する者は祝福され

「雄獅子のように、また雌獅子のように、彼は身を伏せ、横たわる。だれがこれを起こせるだろう。あなたを祝福する者は祝福され、あなたをのろう者はのろわれる。」(民数記24:9) 結局、バラムは三度目も、イスラエルをおもいきり祝福した。 もちろんこれは…

神が祝福されたのだ

「見よ、私は、祝福せよとの命を受けた。神が祝福されたのだ。私はそれをくつがえすことはできない。」(民数記23:20) バラムはバラクに連れ出されてバモテ・バアルに上り、イスラエルの民の一部を見た。 そこでバラクは祭壇を作っていけにえを献げ、バラ…

主がろばの口を開かれた

ろばは主の使いを見て、バラムを乗せたまま、うずくまってしまった。バラムは怒りを燃やし、杖でろばを打った。すると、主がろばの口を開かれたので、ろばはバラムに言った。「私があなたに何をしたというのですか。私を三度も打つとは。」(民数記22:27-28…

青銅の蛇

モーセは一つの青銅の蛇を作り、それを旗ざおの上に付けた。蛇が人をかんでも、その人が青銅の蛇を仰ぎ見ると生きた。(民数記21:9) イスラエルの民は、カナンの地に向けて新たに進み始めた。 しかし、水のない荒野で、民はまたしてもモーセに不満をぶつけ…

わたしが聖であることを現わさなかった

しかし、主はモーセとアロンに言われた。「あなたがたはわたしを信頼せず、イスラエルの子らの見ている前でわたしが聖であることを現わさなかった。それゆえ、あなたがたはこの集会を、わたしが彼らに与えた地に導き入れることはできない。」(民数記20:12…

汚れを除く水

「汚れた者が身の汚れを除かなければ、その人は集会の中から断ち切られる。主の聖所を汚したからである。汚れを除く水がその人に振りかけられなかったので、その人は汚れている。」(民数記19:20) 19章は、死人によって汚れた場合の取り扱いについて記して…

わたしがあなたへの割り当てであり

主はまたアロンに言われた。「あなたは彼らの地で相続地を持ってはならない。彼らのうちに何の割り当て地も所有してはならない。イスラエルの子らの中にあって、わたしがあなたへの割り当てであり、あなたへのゆずりである。」(民数記18:20) これは、主か…

彼らの不平をわたしから全くなくせ

主はモーセに言われた。「アロンの杖をあかしの箱の前に戻して、逆らう者たちへの戒めのために、しるしとせよ。彼らの不平をわたしから全くなくせ。彼らが死ぬことのないようにするためである。」(民数記17:10) 主は、モーセを通して、各部族の族長の杖に…

コラの事件

コラの事件で死んだ者とは別に、この主の罰で死んだ者は、一万四千七百人であった。(民数記16:49) 政治の魅力とは少数で多数を支配することだと、聞いたことがある。 特に男性は、この魅力に囚われやすい。 モーセの時代も、そうだった。 レビの子である…