みつばさのかげ

一日一章、聖書のみことばから感動したこと、考えさせられたことなどを綴ります。

ルカの福音書

聖書全体の中で

それから、イエスは、モーセおよびすべての預言者から始めて、聖書全体の中で、ご自分について書いてある事がらを彼らに説き明かされた。(ルカ24:27) 24章は、イエスさまが復活されたあとの記事だ。 復活後の記述で、特にルカ伝において特徴的なのは、「…

わたしとともにパラダイスにいます

そして言った。「イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。」イエスは、彼に言われた。「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」(ルカ23:42-43) イエスさまとともに、…

あなたのために祈りました

「シモン、シモン。見なさい。サタンが、あなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って聞き届けられました。しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりな…

放蕩や深酒やこの世の煩い

「あなたがたの心が、放蕩や深酒やこの世の煩いのために沈み込んでいるところに、その日がわなのように、突然あなたがたに臨むことのないように、よく気をつけていなさい。」(ルカ21:34) ルカ伝21章では、終末の時の前兆について、イエスさまが多くのこと…

だれの銘ですか

イエスはそのたくらみを見抜いて彼らに言われた。「デナリ銀貨をわたしに見せなさい。これはだれの肖像ですか。だれの銘ですか。」彼らは、「カイザルのです。」と言った。すると彼らに言われた。「では、カイザルのものはカイザルに返しなさい。そして神の…

ザアカイ。急いで降りて来なさい。

イエスは、ちょうどそこに来られて、上を見上げて、彼に言われた。「ザアカイ。急いで降りて来なさい。きょうは、あなたの家に泊まることにしてあるから。」ザアカイは、急いで降りて来て、そして大喜びでイエスを迎えた。(ルカ19:5-6) 「承認欲求」はだ…

いつでも祈るべきであり

いつでも祈るべきであり、失望してはならないことを教えるために、イエスは彼らにたとえを話された。(ルカ18:1) 失望した者は、祈らなくなる。 祈る者は、失望することがない。 そして、信じて祈る者たけが、主の栄光を拝する。 イエスさまは、不正な裁判…

からし種ほどの信仰があったなら

使徒たちは主に言った。「私たちの信仰を増してください。」しかし主は言われた。「もしあなたがたに、からし種ほどの信仰があったなら、この桑の木に、『根こそぎ海の中に植われ。』と言えば、言いつけどおりになるのです。」(ルカ17:5-6) イエスさまは…

大きな淵

「そればかりでなく、私たちとおまえたちの間には、大きな淵があります。ここからそちらへ渡ろうとしても、渡れないし、そこからこちらへ越えて来ることもできないのです。」(ルカ16:26) ルカ伝16章19~31節は、ぜいたくな金持ちと貧乏人ラザロの、死後の…

罪人たちを受け入れて

さて、取税人、罪人たちがみな、イエスの話を聞こうとして、みもとに近寄ってきた。すると、パリサイ人、律法学者たちは、つぶやいて言った。「この人は、罪人たちを受け入れて、食事までいっしょにする。」(ルカ15:1-2) 「取税人、罪人たち」は、当時の…

塩が塩けをなくしたら

「ですから、塩は良いものですが、もしその塩が塩けをなくしたら、何によってそれに味をつけるのでしょうか。土地にも肥やしにも役立たず、外に投げ捨てられてしまいます。聞く耳のある人は聞きなさい。」(ルカ14:34-35) 台所に置いてある塩が塩けを失っ…

安息日にいやされたのを憤って

すると、それを見た会堂管理者は、イエスが安息日にいやされたのを憤って、群衆に言った。「働いてよい日は六日です。その間に来て直してもらうがよい。安息日には、いけないのです。」(ルカ13:14) 18年間も腰が曲がったままの女を、イエスさまはいやされ…

神の前に富まない者

「しかし、神は彼に言われた。『愚か者。おまえのたましいは、今夜おまえから取り去られる。そうしたら、お前が用意した物は、いったいだれのものになるのか。』自分のためにたくわえても、神の前に富まない者はこのとおりです。」(ルカ12:20-21) 身内で…

からだのあかり

「からだのあかりは、あなたの目です。目が健全なら、あなたの全身が明るいが、しかし、目が悪いと、からだも暗くなります。だから、あなたのうちの光が、暗やみにならないように気をつけなさい。」(ルカ11:34-35) どんなにきらびやかな服で着飾っても、…

どうしても必要なこと

主は答えて言われた。「マルタ、マルタ。あなたは、いろいろなことを心配して、気を使っています。しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。」(ルカ10…

彼の言うことを聞きなさい

彼がこう言っているうちに、雲がわき起こってその人々をおおった。彼らが雲に包まれると、弟子たちは恐ろしくなった。すると雲の中から、「これは、わたしの愛する子、わたしの選んだ者である。彼の言うことを聞きなさい。」と言う声がした。(ルカ9:34-35…

悪霊につかれている男

こうして彼らは、ガリラヤの向こう側のゲラサ人の地方に着いた。イエスが陸に上がられると、この町の者で悪霊につかれている男がイエスに出会った。彼は、長い間着物も着けず、家には住まないで、墓場に住んでいた。(ルカ8:26-27) この男の救いの記事で、…

涙で御足をぬらし始め

すると、その町にひとりの罪深い女がいて、イエスがパリサイ人の家で食卓に着いておられることを知り、香油のはいった石膏のつぼを持って来て、泣きながら、イエスのうしろで御足のそばに立ち、涙で御足をぬらし始め、髪の毛でぬぐい、御足に口づけして、香…

祈るために山に行き

このころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈りながら夜を明かされた(ルカ6:12) 福音書には、イエスさまがひとり祈っておられたという記述が、しばしば出てくる。 しかし、イエスご自身は、よく荒野に退いて祈っておられた。(ルカ5:16) あるときは山…

神のことば

群衆がイエスに押し迫るようにして神のことばを聞いたとき、イエスはゲネサレ湖の岸べに立っておられたが、岸べに小舟が二そうあるのをご覧になった。漁師たちは、その舟から降りて網を洗っていた。イエスは、そのうちの一つの、シモンの持ち舟に乗り、陸か…

ひとりひとりに手を置いて

日が暮れると、いろいろな病気で弱っている者をかかえた人たちがみな、その病人をみもとに連れて来た。イエスは、ひとりひとりに手を置いて、いやされた。(ルカ4:40) 多くの人が、日が暮れたにもかかわらず、身内かもしくは友人か、自分では歩けないほど…

イエスもバプテスマをお受けになり

さて、民衆がみなバプテスマを受けていたころ、イエスもバプテスマをお受けになり、そして祈っておられると、天が開け、聖霊が鳩のような形をして、自分の上に下られるのをご覧になった。また、天から声がした。「あなたは、わたしの愛する子、わたしはあな…

御心にかなう人々

すると、たちまち、その御使いといっしょに、多くの天の軍勢が現われて、神を賛美して言った。「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」(ルカ2:13-14) 羊飼いたちの、驚いて天を見上げる顔が、目に浮…

正確な事実

このブログは、一日一章ずつ福音書を読んで、考えさせられたことを綴るスタイルで書いています。ヨハネの福音書からはじめて、マタイ、マルコと進み、ちょうど2カ月が経ちました。書くことをとおして、ただ読んでいただけでは気づけなかった、みことばの確…