みつばさのかげ

一日一章、聖書のみことばから感動したこと、考えさせられたことなどを綴ります。

マルコの福音書

まずマグダラのマリヤに

さて、週の初めの日の朝早くによみがえったイエスは、まずマグダラのマリヤにご自分を現わされた。イエスは、以前に、この女から七つの悪霊を追い出されたのであった。(マルコ16:9) マグダラのマリヤは、ヤコブの母マリヤ、サロメらと連れ立って、油を塗…

ユダヤ人の王

彼らがイエスを十字架につけたのは、午前九時であった。イエスの罪状書きには、「ユダヤ人の王。」と書いてあった。(マルコ15:25-26) イエスさまは、大祭司の質問にこう答えておられる。 大祭司は、さらにイエスに尋ねて言った。「あなたは、ほむべき方の…

目をさまして、祈り続けなさい

それから、イエスは戻って来て、彼らの眠っているのを見つけ、ペテロに言われた。「シモン。眠っているのか。一時間でも目をさましていることができなかったのか。誘惑に陥らないように、目をさまして、祈り続けなさい。心は燃えていても、肉体は弱いのです…

目をさまし、注意していなさい

「気をつけなさい。目をさまし、注意していなさい。その定めの時がいつだか、あなたがたは知らないからです。」(マルコ13:33) イエスさまが、ご自身の再臨や世の終わりについて、その前兆を教えられた箇所だ。 ここでくり返し言われたのが、「目をさませ…

どの人よりもたくさん投げ入れました

すると、イエスは弟子たちを呼び寄せて、こう言われた。「まことに、あなたがたに告げます。この貧しいやもめは、献金箱に投げ入れていたどの人よりもたくさん投げ入れました。」(マルコ12:43) 当時の献金箱は、ラッパ状の投げ入れ口が並んだものだったそ…

すでに受けたと信じなさい

「だからあなたがたに言うのです。祈って求めるものは何でも、すでに受けたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになります。」(マルコ11:24) わたしは、クリスチャンになる前の二十歳前後の頃、キリストのことばをわずかではあるが知っていた。 これは…

あなたの信仰があなたを救ったのです

するとイエスは、彼に言われた。「さあ、行きなさい。あなたの信仰があなたを救ったのです。」すると、すぐさま彼は見えるようになり、イエスの行かれる所について行った。(マルコ10:52) 目の見えない人が、イエスさまによって見えるようにされた記事だ。…

みなのしんがりとなり

イエスはおすわりになり、十二弟子を呼んで、言われた。「だれでも人の先に立ちたいと思うなら、みなのしんがりとなり、みなに仕える者となりなさい。」(マルコ9:35) 「あのさー、お前はいつもイエスさまの隣りを歩こうとするけど、なに、一番弟子とでも…

まだ悟らないのですか

「四千人に七つのパンを裂いて上げたときは、パン切れを取り集めて幾つのかごがいっぱいになりましたか。」彼らは答えた。「七つです。」イエスは言われた。「まだ悟らないのですか。」(マルコ8:20-21) 四千人を七つのパンと少しの魚で満腹させたあと、イ…

食卓の下の小犬でも

しかし、女は答えて言った。「主よ。そのとおりです。でも、食卓の下の小犬でも、子どもたちのパンくずをいただきます。」(マルコ7:28) 娘を助けてやって欲しいと、イエスさまに訴える母親。 彼女はギリシヤ人、つまり異邦人であった。 するとイエスは言…

不信仰に驚かれた

それで、そこでは何一つ力あるわざを行なうことができず、少数の病人に手を置いていやされただけであった。イエスは彼らの不信仰に驚かれた。(マルコ6:5-6) イエスさまはあるとき、ひとりの男のりっぱな「信仰」に驚かれたことがある。 イエスは、これを…

お着物にさわることでもできれば

彼女は、イエスのことを耳にして、群衆の中に紛れ込み、うしろから、イエスの着物にさわった。「お着物にさわることでもできれば、きっと直る。」と考えていたからである。(マルコ5:27-28) だれもが、イエスさまのもとに殺到した。 イエスさまも弟子たち…

どうしてそんなにこわがるのです

イエスは起き上がって、風をしかりつけ、湖に、「黙れ、静まれ。」と言われた。すると風はやみ、大なぎになった。イエスは彼らに言われた。「どうしてそんなにこわがるのです。信仰がないのは、どうしたことです。」(マルコ4:39-40) イエスさまが嵐をしか…

安息日にしてよいのは

それから彼らに、「安息日にしてよいのは、善を行なうことなのか、それとも悪を行なうことなのか。いのちを救うことなのか、それとも殺すことなのか。」と言われた。彼らは黙っていた。(マルコ3:4) 「彼ら」とあるのは、イエスを訴える口実を狙っていた律…

新しいぶどう酒は新しい皮袋に

「また、だれも新しいぶどう酒を古い皮袋に入れるようなことはしません。そんなことをすれば、ぶどう酒は皮袋を張り裂き、ぶどう酒も皮袋もだめになってしまいます。新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるのです。」(マルコ2:22) 政府により「新しい生活様…

主の通られる道をまっすぐにせよ

ご訪問くださり、ありがとうございます。 このブログでは、一日一章ずつ、聖書を読むなかで考えさせられたことを書いています。 自分勝手な解釈に流れることを恐れますが、同時に、正しい解釈とか、正当な読み方といったものに縛られたくないとも思っていま…