みつばさのかげ

一日一章、聖書のみことばから感動したこと、考えさせられたことなどを綴ります。

雅歌

あの方の左の腕が私の頭の下にあって

ああ、あの方の左の腕が私の頭の下にあって、右の腕が私を抱いてくださるとよいのに。(雅歌8:3) 娘は、「あの方」の腕が頭の下にあることを願った。 神を信じる者たちは、神の御腕が下にあることを確信できる。 いにしえよりの神は、住まう家。下には永遠…

ああ、人を喜ばせる愛よ

ああ、人を喜ばせる愛よ。あなたはなんと美しく、麗しいことよ。(雅歌7:6) 7章では、「あの方」がまたも娘のからだの美しさを褒めちぎる。 なんと美しいことか。高貴な人の娘よ、サンダルをはいたあなたの足は。あなたのももの丸みは飾りのようで、名人の…

私は、私の愛する方のもの

私は、私の愛する方のもの。私の愛する方は私のもの。あの方はゆりの花の間で群れを飼っています。(雅歌6:3) ここまで見てきたように、雅歌における「あの方」と「娘」の関係は、主イエスとキリスト者の関係をあらわしている。 上のみことばも同様で、そ…

その頭は純金。髪はなつめ椰子

私の愛する方は、輝いて赤く、万人に抜きん出ています。その頭は純金。髪はなつめ椰子の枝で、烏のように黒く、目は乳で洗われ、池のほとりに住む、水の流れのそばの鳩のよう。(雅歌5:10-12) 娘は夢の中で「あの方」を見失う。(6) そこでエルサレムの娘…

あなたには何の汚れもない

わが愛する者よ。あなたのすべては美しく、あなたには何の汚れもない。(雅歌4:7) 4章では、「あの方」から娘への言葉が並ぶ。 ああ、あなたは美しい。わが愛する者よ。ああ、あなたは美しい。あなたの目は、ベールの向こうの鳩。髮は、ギルアデの山を下っ…

夜、床についていても

私は夜、床についていても、私のたましいの恋い慕う方を捜していました。私が捜しても、あの方は見つかりませんでした。(雅歌3:1) 娘は「床についていても」、すなわち夢の中でも、「あの方」を捜し求めていた。 夢は、その人の心に強くあることを映し出…

わが愛する者、私の美しいひとよ

私の愛する方は、私に語りかけて言われます。「わが愛する者、私の美しいひとよ。さあ立って、出ておいで。」(雅歌2:10) 娘は「あの方」に恋い焦がれ、そのみそばにいることを何よりも幸福に感じる。 私の愛する方が若者たちの間におられるのは、林の木々…

あなたの愛は、ぶどう酒にまさって麗しく

あの方が私に口づけしてくださったらよいのに。あなたの愛は、ぶどう酒にまさって麗しく、あなたの香油は香り芳しく、あなたの名は、注がれた香油のよう。そのため、おとめたちはあなたを愛しています。(雅歌1:2-3) 『箴言』『伝道者の書』と来て、さてど…