みつばさのかげ

一日一章、聖書のみことばから感動したこと、考えさせられたことなどを綴ります。

ローマ人への手紙

善にはさとく、悪にはうとく

あなたがたの従順は皆の耳に届いています。ですから、私はあなたがたのことを喜んでいますが、なお私が願うのは、あなたがたが善にはさとく、悪にはうとくあることです。(ローマ16:19) 欧米人は著書のあとがきに、サポートしてくれた人たちの名前を記す。…

互いに受け入れ合いなさい

ですから、神の栄光のために、キリストがあなたがたを受け入れてくださったように、あなたがたも互いに受け入れ合いなさい。(ローマ15:7) 15章でパウロは、手紙の"締め"に入っていく。 そこで、もう一度言いたかったことを確認する。 信仰の強い人、弱い…

信仰から出ていないことは、みな罪

しかし、疑いを抱く人が食べるなら、罪ありとされます。なぜなら、それは信仰から出ていないからです。信仰から出ていないことは、みな罪です。(ローマ14:23) 子どもの頃、同級生たちには、先生から怒られるようなことを悪びれもせず楽しそうに行う者たち…

昼らしい、品位のある生き方を

夜は深まり、昼は近づいて来ました。ですから私たちは、闇のわざを脱ぎ捨て、光の武具を身につけようではありませんか。遊興や泥酔、淫乱や好色、争いやねたみの生活ではなく、昼らしい、品位のある生き方をしようではありませんか。(ローマ13:12-13) ゴ…

聖なる生きたささげ物として

ですから、兄弟たち、私は神のあわれみによって、あなたがたに勧めます。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。(ローマ12:1) 11章までパウロは、「救いとは何か」とい…

自分を知恵のある者と考えないように

兄弟たち。あなたがたが自分を知恵のある者と考えないようにするために、この奥義を知らずにいてほしくはありません。イスラエル人の一部が頑なになったのは異邦人の満ちる時が来るまでであり、こうして、イスラエルはみな救われるのです。(ローマ11:25-26…

みことばは、あなたの近くに

では、何と言っていますか。「みことばは、あなたの近くにあり、あなたの口にあり、あなたの心にある。」これは、私たちが宣べ伝えている信仰のことばのことです。なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみ…

人の願いや努力によるのではなく

ですから、これは人の願いや努力によるのではなく、あわれんでくださる神によるのです。(ローマ9:16) 『ローマ人への手紙』も、ちょうど半分まできた。 ここで、ひとつクイズをやってみよう。 即答できた人は、そうとうな“マニア”だ。 Q;「テルティオ」…

圧倒的な勝利者

しかし、これらすべてにおいても、私たちを愛してくださった方によって、私たちは圧倒的な勝利者です。(ローマ8:37) 前章の終わりに、「私は本当にみじめな人間です」(7:24)と悲痛な叫びをあげたその人が、本章では「私たちは圧倒的な勝利者です」と歓…

自分のしていることが分かりません

私には、自分のしていることが分かりません。自分がしたいと願うことはせずに、むしろ自分が憎んでいることを行っているからです。自分のしたくないことを行っているなら、私は律法に同意し、それを良いものと認めていることになります。ですから、今それを…

新しいいのちに歩む

私たちは、キリストの死にあずかるバプテスマによって、キリストとともに葬られたのです。それは、ちょうどキリストが御父の栄光によって死者の中からよみがえられたように、私たちも、新しいいのちに歩むためです。(ローマ6:4) 6章は、前半(1~14節)…

私たちは神を喜んでいます

それだけではなく、私たちの主イエス・キリストによって、私たちは神を喜んでいます。キリストによって、今や、私たちは和解させていただいたのです。(ローマ5:11) この5章から、パウロはアクセルを踏んで加速するかのように、どんどん福音の奥義へと入…

アブラハムの信仰に倣う人々

そのようなわけで、すべては信仰によるのです。それは、事が恵みによるようになるためです。こうして、約束がすべての子孫に、すなわち、律法を持つ人々だけでなく、アブラハムの信仰に倣う人々にも保証されるのです。アブラハムは、私たちすべての者の父で…

信じるすべての人に与えられる神の義

しかし今や、律法とは関わりなく、律法と預言者たちの書によって証しされて、神の義が示されました。すなわち、イエス・キリストを信じることによって、信じるすべての人に与えられる神の義です。そこに差別はありません。(ローマ3:21-22) 「自己肯定感」…

神にはえこひいきがない

悪を行うすべての者の上には、ユダヤ人をはじめギリシア人にも、苦難と苦悩が下り、善を行うすべての者には、ユダヤ人をはじめギリシア人にも、栄光と誉れと平和が与えられます。神にはえこひいきがないからです。(ローマ2:9-11) 2章の冒頭から、突然パ…

負い目のある者

私は、ギリシア人にも未開の人にも、知識のある人にも知識のない人にも、負い目のある者です。ですから私としては、ローマにいるあなたがたにも、ぜひ福音を伝えたいのです。(ローマ1:14-15) 『四福音書』と『使徒の働き』を終えて、次にどこに進むか、少…