みつばさのかげ

一日一章、聖書のみことばから感動したこと、考えさせられたことなどを綴ります。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

生きている小鳥を野に放す

「それを、ツァラアトからきよめられる者の上に七度かけ、彼をきよいと宣言し、さらにその生きている小鳥を野に放す。」(レビ記14:7) 14章は、「ツァラアトに冒された者がきよめられるときのおしえ」(1)だ。 「祭司が調べて、もしツァラアトに冒された…

ツァラアト

「祭司は、そのからだの皮膚の患部を調べる。その患部の毛が白く変わり、患部がそのからだの皮膚よりも深いところに見えているなら、それはツァラアトに冒された患部である。祭司はそれを調べ、彼を汚れていると宣言する。」(レビ記13:3) 「ツァラアト」…

子を産む女についてのおしえ

「祭司はこれを主の前に献げ、彼女のために宥めを行い、彼女はその出血の汚れからきよくなる。これが、男の子であれ女の子であれ、子を産む女についてのおしえである。」(レビ記12:7) 12章は、産後の女性に関する規定である。 「イスラエルの子らに告げよ…

わたしが聖であるからだ

「わたしはあなたがたの神、主であるからだ。あなたがたは自分の身を聖別して、聖なる者とならなければならない。わたしが聖であるからだ。あなたがたは、地の上を這ういかなる群がるものによっても、自分自身を汚してはならない。」(レビ記11:44) この11…

異なる火

さて、アロンの子ナダブとアビフはそれぞれ自分の火皿を取り、中に火を入れ、上に香を盛って、主が彼らに命じたものではない異なる火を主の前に献げた。(レビ記10:1) ナダブとアビフは、「異なる火」を献げるという勝手なことをした。 その結果は、悲劇的…

主の栄光があなたがたに現れる

モーセは言った。「これは、あなたがたが行うようにと主が命じられたことである。そのようにすれば、主の栄光があなたがたに現れる。」(レビ記9:6) 祭司の任職式は、7日間にわたって行われた。 八日目になってモーセはアロンとその子ら、およびイスラエル…

右の耳たぶと右手の親指と右足の親指

それが屠られると、モーセはその血を取り、それをアロンの右の耳たぶと右手の親指と右足の親指に塗った。さらに、モーセはアロンの子らを近づかせ、その血を彼らの右の耳たぶ、右手の親指と右足の親指に塗った。(レビ記8:23-24) 8章には、アロンとその子…

祭司が、ある人の全焼のささげ物を献げる場合

「祭司が、ある人の全焼のささげ物を献げる場合、献げた全焼のささげ物の皮はその祭司のものとなる。」(レビ記7:8) ここまで種々のささげ物について見てきたが、7章はそのまとめのような箇所だ。 1章のところでも述べたように、これらの細かな規定を読む…

主の信頼を裏切るとき

「人が罪に陥っていて主の信頼を裏切るとき、すなわち、預かり物や担保の者やかすめた物について同胞を欺いたり、あるいは同胞を脅迫してゆすり取ったり、あるいは落とし物を見つけながらも欺いたりするなどして、人が罪に陥っていて行う事柄の一つについて…

軽々しく口で誓った場合

「また、害になることであれ益になることであれ、誓ったことが何であれ、人が軽々しく口で誓った場合、そのことを知ってはいたものの彼には隠れていて、後になってその一つについて責めを覚える場合――」(レビ記5:4) 引き続き、「罪のきよめのささげ物」に…

罪のきよめのささげ物

「族長が罪に陥って、その神、主がしてはならないと命じたすべてのうちの一つでも、気づかずに行ったが、後になって責めを覚える場合、または、自分が陥っている罪が知らされた場合には、ささげ物として傷のない雄やぎを連れて来る。そして、そのやぎの頭に…

交わりのいけにえ

「そのささげ物が交わりのいけにえの場合には、献げようとするのが牛であるなら、雄でも雌でも傷のないものを主の前に献げなければならない。」(レビ記3:1) 3章は、「交わりのいけにえ」についてだ。 以前の新改訳では「和解のいけにえ」となっており、…

塩をかけて献げなければならない

「穀物のささげ物はみな、塩で味をつけなさい。穀物のささげ物に、あなたの神の契約の塩を欠かしてはならない。あなたのどのささげ物も、塩をかけて献げなければならない。」(レビ記2:13) 1章の「全焼のささげ物」につづいて、2章は「穀物のささげ物」…

全焼のささげ物

「その人は自分が主の前に受け入れられるように、それを会見の天幕の入り口に連れて行き、その全焼のささげ物の頭に手を置く。それがその人のための宥めとなり、彼は受け入れられる。」(レビ記1:3-4) きょうから『レビ記』に入る。 『レビ記』と聞いて「…

主の栄光が幕屋に満ちた

そのとき、雲が会見の天幕をおおい、主の栄光が幕屋に満ちた。(出エジプト40:34) いよいよ『出エジプト記』も、最終章となった。 ここでは、幕屋建造についてまとめてある。 主はモーセに告げられた。「第一の月の一日に、あなたは会見の天幕である幕屋を…

アロンの聖なる装束

彼らは、青、紫、緋色の撚り糸で、聖所で務めを行うための式服を作った。また、主がモーセに命じられたとおりに、アロンの聖なる装束を作った。(出エジプト39:1) 幕屋建造の最後は、祭司の装束だ。 エポデと呼ばれるチョッキ(2)、それにつける肩当てや…

主がモーセに命じられたことをことごとく行った

ユダ部族に属する、フルの子ウリの子ベツァルエルは、主がモーセに命じられたことをことごとく行った。(出エジプト38:22) 引き続き、ベツァルエルとオホリアブを中心とした幕屋建造の記録だ。 38章は、祭壇、洗盤、庭など。 彼とともに、ダン部族の、アヒ…

内側と外側に純金をかぶせ

ベツァルエルは、アカシヤ材で、長さ二キュビト半、幅一キュビト半、高さ一キュビト半の箱を作り、その内側と外側に純金をかぶせ、その周りに金の飾り縁を作った。(出エジプト37:1-2) 37章は、あかしの箱、宥めの蓋、机、机の上の備品、燭台、香の祭壇な…

あり余るほどのこと

モーセに告げて言った。「民は何度も持って来ます。主がせよと命じられた仕事のためには、あり余るほどのことです。」(出エジプト36:5) 神が命じられた「幕屋」の建設が始まった。 モーセは告げた。 「ベツァルエルとオホリアブ、および、聖所の奉仕のあ…

心から進んで献げた

イスラエルの子らは男も女もみな、主がモーセを通して行うように命じられたすべての仕事のために、心から進んで献げたのであり、それを進んで献げるものとして主に持って来た。(出エジプト35:29) モーセは、主のことばを民に告げた。 「あなたがたの中か…

彼の顔の肌は輝きを放っていた

アロンと、イスラエルの子らはみなモーセを見た。なんと、彼の顔の肌は輝きを放っていた。それで彼らは彼に近づくのを恐れた。(出エジプト34:30) 鋳物の子牛の周りで踊る民を見て、モーセは怒りのあまり、神から授かった石の板を砕いてしまった。 そこで…

顔と顔を合わせて

主は、人が自分の友と語るように、顔と顔を合わせてモーセと語られた。(出エジプト33:11) 33章のキーワードは、「顔」だ。 冒頭もそのひとつ。 もっともモーセは直接主の御顔を見たわけではなく、それほど近く、親しく語られたということだ。 主は、鋳物…

鋳物の子牛

民はみな、その耳にある金の耳輪を外して、アロンのところに持って来た。彼はそれを彼らの手から受け取ると、のみで鋳型を造り、それを鋳物の子牛にした。彼らは言った。「イスラエルよ、これがあなたをエジプトの地から導き上った、あなたの神々だ。」(出…

わたしの安息を守らなければならない

「あなたがたは、必ずわたしの安息を守らなければならない。これは、代々にわたり、わたしとあなたがたとの間のしるしである。わたしが主であり、あなたがたを聖別する者であることを、あなたがたが知るためである。」(出エジプト31:13) 安息日の規定は、…

香を自分たちのために作ってはならない

「その割合で作る香を自分たちのために作ってはならない。それはあなたにとって、主に対して聖なるものである。」(出エジプト30:37) アロンは、朝も夕も、「香」をたく必要があった。 「アロンはその上で香りの高い香をたく。朝ごとにともしびを整え、煙…

その雄牛の頭に手を置く

あなたは雄牛を会見の天幕の前に近づかせ、アロンとその子らはその雄牛の頭に手を置く。(出エジプト29:10) アロンとその子らは、祭司職を任命された者として、聖別される必要があった。 彼らは、屠られる雄牛や雄羊の頭に手を置いた。 あなたは会見の天幕…

主の聖なるもの

「また、純金の札を作り、その上に印章を彫るように『主の聖なるもの』と彫り、 これを青ひもに付け、それをかぶり物に付ける。それがかぶり物の前面にくるようにする。」(出エジプト28:36-37) 「主の聖なるもの」と彫られた純金の札。 アロンの衣装のな…

ともしびを絶えずともしておく

あなたはイスラエルの子らに命じて、ともしび用の質の良い純粋なオリーブ油を持って来させなさい。ともしびを絶えずともしておくためである。(出エジプト27:20) 引き続き「幕屋」の設営に関する規定が続く。 祭壇について(1-8) 幕屋の庭・周囲の幕と柱…

幕屋を十枚の幕で

「幕屋を十枚の幕で造らなければならない。幕は、撚り糸で織った亜麻布、青、紫、緋色の撚り糸を用い、意匠を凝らして、それにケルビムを織り出さなければならない。」(出エジプト26:1) この章では、「幕屋」の設営法が事細かに説明される。 聖所と至聖所…

わたしのための聖所を造らせよ

「彼らにわたしのための聖所を造らせよ。そうすれば、わたしは彼らのただ中に住む。」(出エジプト25:8) 25章から、「幕屋」の建造についての指示が記録されている。 イスラエルの民が神と会い、献げ物をささげる場所だ。 神は、道具のつくりや材質などに…