みつばさのかげ

一日一章、聖書のみことばから感動したこと、考えさせられたことなどを綴ります。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

愛のゆえに懇願します

ですから、あなたがなすべきことを、私はキリストにあって、全く遠慮せずに命じることもできるのですが、むしろ愛のゆえに懇願します。このとおり年老いて、今またキリスト・イエスの囚人となっているパウロが、獄中で生んだわが子オネシモのことを、あなた…

服し、従い

あなたは人々に注意を与えて、その人々が、支配者たちと権威者たちに服し、従い、すべての良いわざを進んでする者となるようにしなさい。(テトス3:1) 以前ある方が、聖書の学びで、こう語られたのを覚えている。 「現代人が忘れている言葉の一つは、“従順”…

神の教えを飾る

奴隷には、あらゆる点で自分の主人に従って、喜ばれる者となるようにし、口答えせず、盗んだりせず、いつも善良で信頼できることを示すように勧めなさい。それは、彼らがあらゆる点で、私たちの救い主である神の教えを飾るようになるためです。(テトス2:9-…

すべてのものがきよいのです

きよい人たちには、すべてのものがきよいのです。しかし、汚れた不信仰な人たちには、何一つきよいものはなく、その知性も良心も汚れています。(テトス1:15) 『テトスへの手紙』に入った。 パウロが、愛弟子テトスに送った手紙だ。 『テモテへの手紙第一…

みことばを宣べ伝えなさい

みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。忍耐の限りを尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。(2テモテ4:2) この章で、パウロはこう言っている。 私はすでに注ぎのささげ物となっています。私が世を去る時が…

聖書はあなたに知恵を与えて

けれどもあなたは、学んで確信したところにとどまっていなさい。あなたは自分がだれから学んだかを知っており、また、自分が幼いころから聖書に親しんできたことも知っているからです。聖書はあなたに知恵を与えて、キリスト・イエスに対する信仰による救い…

キリスト・イエスの立派な兵士

キリスト・イエスの立派な兵士として、私と苦しみをともにしてください。(2テモテ2:3) 「キリスト・イエスの立派な兵士」とは、どんな人だろう。 1.苦しみから逃げない人 ・・・私と苦しみをともにしてください。(3) 2.キリストに喜ばれることを何に…

苦しみをともに

神は私たちに、臆病の霊ではなく、力と愛と慎みの霊を与えてくださいました。ですからあなたは、私たちの主を証しすることや、私が主の囚人であることを恥じてはいけません。むしろ、神の力によって、福音のために私と苦しみをともにしてください。(2テモテ…

満ち足りる心を伴う敬虔

しかし、満ち足りる心を伴う敬虔こそが、大きな利益を得る道です。(1テモテ6:6) パウロは6章で、ある「病気」について書いた。 違ったことを教え、私たちの主イエス・キリストの健全なことばと、敬虔にかなう教えに同意しない者がいるなら、その人は高慢…

親の恩に報いる

もし、やもめに子どもか孫がいるなら、まずその人たちに、自分の家の人に敬愛を示して、親の恩に報いることを学ばせなさい。それが神の御前に喜ばれることです。(1テモテ5:4) 5章ではやもめに関する使信が語られているが、上のみことばは、やもめではなく…

感謝して受ける

神が造られたものはすべて良いもので、感謝して受けるとき、捨てるべきものは何もありません。(1テモテ4:4) パウロは「後の時代」について、「惑わす霊と悪霊の教え」により人々が不信仰になると書いた。(1) その教えは「偽善」によるものであり、不自…

悪魔の罠

また、教会の外の人々にも評判の良い人でなければなりません。嘲られて、悪魔の罠に陥らないようにするためです。(1テモテ3:7) 3章では、「牧会書簡」らしく、教会の責任を担う人たちについて、そのあるべき資質が説かれている。 ここに出てくる条件を完…

すべての人のために

そこで、私は何よりもまず勧めます。すべての人のために、王たちと高い地位にあるすべての人のために願い、祈り、とりなし、感謝をささげなさい。それは、私たちがいつも敬虔で品位を保ち、平安で落ち着いた生活を送るためです。(1テモテ2:1-2) パウロは、…

目指す目標

この命令が目指す目標は、きよい心と健全な良心と偽りのない信仰から生まれる愛です。(1テモテ1:5) 『テモテへの第一の手紙』に入る。 テモテは、パウロの手紙に何度となく登場する。 神のみこころによるキリスト・イエスの使徒パウロと、兄弟テモテから、…

神の愛とキリストの忍耐

主があなたがたの心を導いて、神の愛とキリストの忍耐に向けさせてくださいますように。(2テサロニケ3:5) この箇所は、以前の新改訳では次のように訳されていた。 どうか、主があなたがたの心を導いて、神の愛とキリストの忍耐とを持たせてくださいますよ…

不法の者

どんな手段によっても、だれにもだまされてはいけません。まず背教が起こり、不法の者、すなわち滅びの子が現れなければ、主の日は来ないのです。(2テサロニケ2:3) 2章は、非常に印象的だ。 「主の日」の前に現れる「不法の者」「滅びの子」について、詳…

神の正しいさばき

それは、あなたがたを神の国にふさわしいものと認める、神の正しいさばきがあることの証拠です。あなたがたが苦しみを受けているのは、この神の国のためです。(2テサロニケ1:5) パウロは、この『テサロニケ人への第二の手紙』の冒頭で、教会の苦しみと、…

絶えず祈りなさい

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。(1テサロニケ5:16-18) みことばのカードや置物などによく書かれている、有名な言葉だ。 「神が望…

眠っている人たちについて

眠っている人たちについては、兄弟たち、あなたがたに知らずにいてほしくありません。あなたがたが、望みのない他の人々のように悲しまないためです。(1テサロニケ4:13) イエスさまは、弟ラザロを亡くしたマルタに、次のように言われた。 「わたしはよみが…

主にあって堅く立っているなら

あなたがたが主にあって堅く立っているなら、今、私たちの心は生き返るからです。(1テサロニケ3:8) 「お正月は3人の息子の家族たちと、みんなでテレビ電話したんですよ」 先日、あるご婦人からそんな話を伺った。 いわゆる“オンライン帰省”だ。 今年はき…

神に喜んでいただこうとして

私たちの勧めは、誤りから出ているものでも、不純な心から出ているものでもなく、だましごとでもありません。むしろ私たちは、神に認められて福音を委ねられた者ですから、それにふさわしく、人を喜ばせるのではなく、私たちの心をお調べになる神に喜んでい…

すべての信者の模範

あなたがたも、多くの苦難の中で、聖霊による喜びをもってみことばを受け入れ、私たちに、そして主に倣う者になりました。その結果、あなたがたは、マケドニアとアカイアにいるすべての信者の模範になったのです。(1テサロニケ1:6-7) 今日から、『テサロ…

みことばのために門を開いて

同時に、私たちのためにも祈ってください。神がみことばのために門を開いてくださって、私たちがキリストの奥義を語れるように祈ってください。この奥義のために、私は牢につながれています。(コロサイ4:3) 4章には、「祈りなさい」「祈ってください」「…

上にあるものを求めなさい

こういうわけで、あなたがたはキリストとともによみがえらされたのなら、上にあるものを求めなさい。そこでは、キリストが神の右の座に着いておられます。上にあるものを思いなさい。地にあるものを思ってはなりません。(コロサイ3:1-2) 人が罪の中に死ん…

本体はキリストにあります

こういうわけですから、食べ物と飲み物について、あるいは祭りや新月や安息日のことで、だれかがあなたがたを批判することがあってはなりません。これらは、来たるべきものの影であって、本体はキリストにあります。(コロサイ2:16-17) 鳥のように大空を飛…

万物は御子によって造られ

万物は御子によって造られ、御子のために造られました。 御子は万物に先立って存在し、万物は御子にあって成り立っています。(コロサイ1:16-17) イエス・キリストは、偉大な宗教家などではない。 イエス・キリストは、キリスト教の教祖などではない。 イエ…

あらゆる境遇に対処する秘訣

私は、貧しくあることも知っており、富むことも知っています。満ち足りることにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、ありとあらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。(ピリピ4:12) 昨年からのコロナ禍で、生活が困窮する人が倍増していると…

ただ捕らえようとして追求しているのです

私は、すでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません。ただ捕らえようとして追求しているのです。そして、それを得るようにと、キリスト・イエスが私を捕らえてくださったのです。(ピリピ3:12) パウロは、「捕らえようとして追求してい…

ご自分を空しくして

キリストは、神の御姿であられるのに、神としてのあり方を捨てられないとは考えず、ご自分を空しくして、しもべの姿をとり、人間と同じようになられました。(ピリピ2:6-7) 2章のはじめにパウロは、皆が一つ心で愛し合うよう奨励し、その模範としてキリス…

生きることはキリスト

私にとっては生きることはキリスト、死ぬことは益です。(ピリピ1:21) きょうから、『ピリピ人への手紙』だ。 また例によって、全体を"ザッと読み"してみる。 他の手紙同様、曲がった教えに対する警告もあるが、ピリピ書ではパウロ自身の信仰告白がより強…