みつばさのかげ

一日一章、聖書のみことばから感動したこと、考えさせられたことなどを綴ります。

神は人をご自身のかたちとして創造された

神は仰せられた。「さあ、人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。こうして彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地の上を這うすべてのものを支配するようにしよう。」神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。(創世記1:26-27)

 

きょうから『創世記』に入ろうと思う。

あまり気張らずに、1章ずつ、個人的に与えられた思いを共有したい。

 

『創世記』とは、その名のとおり、神がこの世界をお造りになった記録だが、実際にはこの1章と次の2章で創造のみわざについては語り終えている。

3章から50章までは、創造された人間がどう生きたかの記録だ。

 

今回、わたしが特に印象深く読んだのが、冒頭のみことばだ。

 

「人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。」(26)

 

神は人をご自身のかたちとして創造された。(27)

 

「われわれ」とは、聖書の神、すなわち創造主なる神が「父・御子・御霊」の三つの位格を持っていることの表れであって、いわゆる“八百万の神々”のようなことではない。

神は、三つにして一つであり、唯一の神だ。

 

それはさておき、神は、わたしたち人間を「ご自身のかたち」「似姿」に造られた。

これは、「霊・魂・からだ」を持つ存在として造られた、ということだ。

 

つまり、人間は神の最高傑作であり、神の栄光の現れそのものなのだ。

 

嬉しくなるではないか。

 

先日まで読んだ『雅歌』が、ここでも響いてくる。

 

ああ、あなたは美しい。わが愛する者よ。ああ、あなたは美しい。あなたの目は、ベールの向こうの鳩。髮は、ギルアデの山を下って来るやぎの群れのようだ。(雅歌4:1)

 

「わが愛する者、私の美しいひとよ。さあ立って、出ておいで。・・・私に顔を見せておくれ。あなたの声を聞かせておくれ。あなたの声は心地よく、あなたの顔は愛らしい。」(雅歌2:10-14)

 

あなたが人間であって猿の進化版でないならば、あなたは神のすばらしい創造の産物であり、神の似姿だ。

大いに神を褒めたたえよう。

 

こういうわけで、あなたがたは、食べるにも飲むにも、何をするにも、すべて神の栄光を現わすためにしなさい。(1コリント10:31)

 

 

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