しっかりした妻は夫の冠
しっかりした妻は夫の冠。恥をもたらす妻は、夫の骨の中の腐れのようだ。(箴言12:4)
このことばの前段はすばらしいが、後段は強烈な言いようだ。
ソロモンは女性のことでかなり痛い目にあったのではと、いぶかりたくもなる。
ありがたいことに、わたしの妻は前段だ。
これまで妻を悪く言う人に会ったことがない。(わたしに言うはずもないが)
反対に、お褒めの言葉はよくいただく。
つい先日も、「うちの社長は奥様のことを、すばらしい方だと言っています」と言われたばかりだ。
あんまり皆さんから褒められると、「こんなダンナについて行って、ほんとにすばらしい」と言われているような気さえしてくる。
わたしの半世紀弱の生涯において、もっとも良かったことは、妻と結ばれたことだ。
ほかに誇れるようなこともないので、余計にそう思う。
これだけは、祈ってきて良かったと、心から主に感謝している。
箴言には、ほかにこんなみことばもある。
妻を見つける者は幸せを見つけ、主から恵みをいただく。(箴言18:22)
家と財産は先祖から受け継ぐもの。賢明な妻は主からのもの。(箴言19:14)
しっかりした妻をだれが見つけられるだろう。彼女の値打ちは真珠よりもはるかに尊い。(箴言31:10)
人生の扉が動くときは、グイグイ押すのではなく、ひとりでに扉が開いていく感覚がある。
妻との結婚も、そうだった。
だから、もし若い兄弟姉妹でこれを読んでくださっている方があれば、こう言いたい。
静まって、信じて、祈りましょう、と。
主が与えてくださる人は、驚くほど、自分にとって最適な人だから。
ちなみにこういったことは、ブログには書いても、本人に面と向かっては言わない。
すべての良い贈り物、またすべての完全な賜物は、上からのものであり、光を造られた父から下って来るのです。(ヤコブ1:17)