みつばさのかげ

一日一章、聖書のみことばから感動したこと、考えさせられたことなどを綴ります。

あなたの心を見守れ

何を見張るよりも、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれから湧く。(箴言4:23)

 

このようなみことばに出会うたびに、いま、強く思う。

わたしたちは、新型コロナウイルスを警戒するほどに、悪魔の惑わしを警戒しているだろうか、と。

マスクをし、消毒をし、換気をし、人込みを避け、仕切りを設け・・・と、あらゆる対策をしながら、人々はウイルスを警戒する。

しかし、悪魔がそっと吹き込んでくる「悪い考え、殺人、姦淫・・・」といった思いに対しては無防備ではないだろうか。

 

エスさまの言葉を聞こう。

 

「口から出るものは心から出て来ます。それが人を汚すのです。悪い考え、殺人、姦淫、淫らな行い、盗み、偽証、ののしりは、心から出て来るからです。これらのものが人を汚します。しかし、洗わない手で食べることは人を汚しません。」(マタイ15:18-20)

 

ソロモンは、「あなたの心を見守れ」と語った。

悪魔が攻撃を仕掛けてくるのは、わたしたちの「心」だ。

「いのちの泉」が湧くことのないようにしたいのだ。

 

エスさまは、「口から出るものは心から出て来ます」と言われた。

 

曲がったことを言う口をあなたから取り除き、ゆがんだことを言う唇をあなたがら遠ざけよ。(24)

 

くり返すが、ウイルスを警戒するほどに、自分の口から出る言葉に警戒しているだろうか。

わたしは、恥じ入るばかりだ。

なんと、ゆがんだ言葉の多いことか。

神はそのたびに、悲しそうに顔をしかめておられるだろう。

 

あなたの目が前方を見つめ、まぶたがまっすぐ前を向くようにせよ。(25)

 

今度は、「目」だ。

わたしの目は、人を睨みつけたり、見下したりする、ねじれた目になっていないだろうか。

まっすぐで、健全な目だろうか。

 

「からだの明かりは目です。ですから、あなたの目が健やかなら全身が明るくなりますが、目が悪ければ全身が暗くなります。」(マタイ6:22-23)

 

「心」、「口」、「目」ときて、最後に「足」だ。

 

あなたの足の道筋に心を向けよ。そうすれば、あなたのすべての道は堅く定まる。(26)

 

わたしの「足」はどんな道を歩いているか。

「主の小道」を歩んでいるか。

 

まずは、「心」と「口」だけでも、祈り深く注意してみよう。

あらゆる高ぶりから守られますように。

 

私の口のことばと、私の心の思いとが、御前に受け入れられますように。主よ、わが岩、わが贖い主よ。(詩篇19:14)

 

 

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