私たちは主のもの
知れ。主こそ神。主が、私たちを造られた。私たちは主のもの、主の民、その牧場の羊。(詩篇100:3)
本篇は、100篇目にふさわしい名句だ。
全地よ、主に向かって喜びの声をあげよ。喜びをもって主に仕えよ。喜び歌いつつ御前に来たれ。(1-2)
まことの神を知る者は、喜びに満ちている。
偶像では、そうはいかない。
帰るべきところに帰り、住むべきところに住む。
まことの平安、喜びがそこにある。
知れ。主こそ神。主が、私たちを造られた。私たちは主のもの、主の民、その牧場の羊。(3)
名工が作った陶器には、その人物の銘が入る。
そのように、わたしたちには、造り主なる神の銘が刻まれている。
ゆえに、「私たちは主のもの」である。
感謝しつつ、主の門に、賛美しつつ、その大庭に入れ。主に感謝し、御名をほめたたえよ。(4)
主の宮の門口に立つだけでもすばらしく光栄なことだ。
さらに大手を振って、大庭に入ることもゆるされている。
主に直接お仕えすることは、さらなる栄誉だ。
主は私の羊飼い。
このお方は、わたしたちに常に真実を尽くしてくださる。
大いに喜び、感謝しつつ、お仕えしよう。
主はいつくしみ深く、その恵みはとこしえまで、その真実は代々に至る。(5)