みつばさのかげ

一日一章、聖書のみことばから感動したこと、考えさせられたことなどを綴ります。

ご自分の羽であなたをおおい

主は、ご自分の羽であなたをおおい、あなたは、その翼の下に身を避ける。主の真実は大盾、また砦。(詩篇91:4)

 

150篇の詩篇の中でも、91篇は特に好きな詩篇だ。

“完全なる守りの詩”とでも、つけたい。

 

いと高き方の隠れ場に住む者、その人は、全能者の陰に宿る。私は主に申し上げよう。「私の避け所、私の砦、私が信頼する私の神」と。(1-2)

 

「その人」が隠れ場としているのは、「全能者の陰」だ。

権力者や、強者ではなく、「全能者」である。

これ以上何を望もう。

十分ではないか。

 

主は、ご自分の羽であなたをおおい、あなたは、その翼の下に身を避ける。(4)

 

「全能者」が、その翼をもっておおってくださる。

 

千人が、あなたの傍らに、万人が、あなたの右に倒れても、それはあなたに近づかない。(7)

 

千人に一人、万人に一人とは、大変希少な確率だ。

しかし、あなたが主を信頼するなら、その該当者であると、聖書は言う。

 

それは、わが避け所、主を、いと高き方を、あなたが自分の住まいとしたからである。(9)

 

主を知っていること、主に信頼することができること。

それは、ほとんど奇跡と言ってよい。

その信仰もまた、主の恵みによって与えられた。

 

主が、あなたのために御使いたちに命じて、あなたのすべての道で、あなたを守られるからだ。彼らはその両手にあなたをのせ、あなたの足が石に打ち当たらないようにする。(11)

 

なんと手厚い守りだろう。

「全能者」だけでなく、「御使いたち」も、守ってくれている。

 

「彼がわたしを愛しているから、わたしは彼を助け出す。彼がわたしの名を知っているから、わたしは彼を高く上げる。」(14)

 

わたしたちが主を信頼するだけでなく、主を“愛する”ことが、主の心を動かす。

なぜなら、主は想像もできないほどの愛で、わたしたちを愛しておられるから。

 

「彼がわたしを呼び求めれば、私は彼に答える。わたしは苦しみのときに彼とともにいて、彼を救い、彼に誉れを与える。」(15)

 

エスさまは、何度も何度も、「祈りなさい、そうすれば与えられる」と約束してくださった。

エスさまが嘘をつかれたことがあったか?

エスさまがつい大口をたたいたことがあったか?

もちろん、ない。

 

呼び求めよう。

そうすれば、主は答えてくださる。

主を愛し、主を信頼しよう。

 

これは、おめでたい綺麗事などではなく、もっとも確かな道なのだ。

 

「わたしは、彼をとこしえのいのちで満ち足らせ、わたしの救いを彼に見せる。」(16)

 

 

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