みつばさのかげ

一日一章、聖書のみことばから感動したこと、考えさせられたことなどを綴ります。

あなたは恐ろしい方

あなたは、実にあなたは恐ろしい方。お怒りになれば、だれが御前に立てるでしょう。(詩篇76:7)

 

このあたりの詩篇は、一連の流れでつながっているように見える。

75篇で「神こそさばき主」であることを示し、この76篇ではその恐ろしさが強調される。

 

神は、ユダにご自分を示される。イスラエルに、その御名の偉大さを。その仮庵はサレムに、その住まいはシオンにある。(1)

 

神はイスラエルを、そしてその中心の街エルサレムを選ばれた。

今日も、それは変わらない。

 

神はそこで、弓の火矢を砕かれる。盾と剣も、戦いも。あなたは輝かしく、獲物で満ちる山々にまさって威厳があります。剛胆な者たちは略奪され、深い眠りに陥りました。どの勇士たちにも、手の施しようがありませんでした。(3-5)

 

黙示録には、終わりの時の出来事として、こうある。

 

あの大きな都は三つの部分に裂かれ、諸国の民の町々は倒れた。神は大バビロンを忘れず、ご自分の激しい憤りのぶどう酒の杯を与えられた。・・・また、一タラントほどの大きな雹が、天から人々の上に降った。この雹の災害のために、人々は神を冒涜した。その災害が非常に激しかったからである。(黙示録16:19・21)

 

戦いを交える暇もなく、神のわざによって、それは終わらせられる。

 

天からあなたの宣告が聞こえると、地は恐れて沈黙しました。(8)

 

これもまた、黙示録のみことばを想起させる。

 

子羊が第七の封印を解いたとき、天に半時間ほどの静けさがあった。(黙示録8:1)

 

神のさばきは想像できないほど恐ろしいものだが、神を求める者たちにとってはそれが救いとなる。

 

神が、さばきのために、地のすべての貧しい者たちを救うために、立ち上がられたそのときに。(9)

 

神を恐れぬこの世の力ある者たちは、終わりの時に恐ろしいさばきにあう。

 

主は、君主たちの霊を刈り取られる。地の王たちにとって、恐るべき方。(12)

 

人間がいくら「ひどい教えだ」と言おうとも、聖書の宣言はこうなのだ。

そして、聖書のことばはかならず成就する。

 

神が地をご覧になると、見よ、それは堕落していた。すべての肉なるものが、地上で自分の道を乱していたからである。神はノアに仰せられた。「すべての肉なるものの終わりが、わたしの前に来ようとしている。地は、彼らのゆえに、暴虐で満ちているからだ。見よ、わたしは彼らを地とともに滅ぼし去る。」(創世記6:12-13)

 

 

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