御救いが、すべての国々の間で知られるために
どうか、神が私たちをあわれみ、祝福し、御顔を私たちの上に、照り輝かせてくださいますように。あなたの道が地の上で、御救いが、すべての国々の間で知られるために。(詩篇67:1-2)
神がイスラエルを選ばれたのは、彼らを通してご栄光を現わし、それによって世界中の国々が神を知るようになるためであった。
同じように、神がわたしたちを救われたのは、わたしたちを通してご栄光を現わし、さらに周りの人々もまた神を知るようになるためだ。
上のみことばは、まさにその目的を示している。
神の「祝福」とは、神が「御顔を私たちの上に、照り輝かせて」くださることだ。
陽光によって大地の実りが得られるように、神の祝福がわたしたちに実を結ばせる。
大地はその実りを産み出しました。神が、私たちの神が、私たちを祝福してくださいますように。(6)
陽光は、力、いのち、喜びそのものだ。
その光を造り出したお方の御顔の光は、どれほど素晴らしいものだろう。
きよく、あたたかく、麗しく、祝福に満ちている。
もはや夜がない。神である主が彼らを照らされるので、ともしびの光も太陽の光もいらない。彼らは世々限りなく王として治める。(黙示録22:5)
3節と5節には、同じことばがくり返されている。
これは現在の姿でもあり、完全な意味においては将来の御国の姿でもある。
神よ、諸国の民があなたをほめたたえ、諸国の民がみな、あなたをほめたたえますように。(3・5)
わたしたち、主イエスを信じる者たちを通して、今日も、至るところで神のご栄光が現わされますように。
神が私たちを祝福してくださり、地の果てのすべての者が、神を恐れますように。(7)
「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。」(ヨハネ15:16)