大声で言われた。
さて祭りの終わりの大いなる日に、イエスは立って、大声で言われた。「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる。」(ヨハネ7:37-38)
群衆に向かって、イエスさまは「大声で」語られた。
どれくらい大きな声だったのだろう。
そのときの主の眼差しは、どんなだったろう。
おそらく、つばを飛ばさんばかりの勢いだったに違いない。
人が「大声で」語るのは、どんなときか。
切実な思いがほとばしるときだ。
相手を呼び覚ましたいときだ。
よりたくさんの人に伝えたいときだ。
そこまでして、主が伝えたかったこと。
それは、「わたしのもとに来て飲みなさい。」という招きであり、「生ける水の川」についてであった。
イエスさまは、いつでも本気であり、真実であった。
その真実に、多くの人が心打たれた。
またある者は、「この方はキリストだ。」と言った。(41)
「自分から語る者は、自分の栄光を求めます。しかし自分を遣わした方の栄光を求める者は真実であり、その人には不正がありません。」(18)