夜ごとに主の家で仕える者たち
さあ、主をほめたたえよ。主のすべてのしもべたち、夜ごとに主の家で仕える者たちよ。聖所に向かってあなたがたの手を上げ、主をほめたたえよ。天地を造られた主が、シオンからあなたを祝福されるように。(詩篇134:1-3)
134篇も133篇と同じく、3節だけの短い詩篇だ。
1節に、「しもべ」「仕える者」という言葉がある。
あるお屋敷で仕える者がいるとしよう。
彼は、主人を心から敬愛し、喜んで仕える。
なぜなら、主人は彼を真実に愛してくれるから。
しもべにすぎないのに、まるでわが子のように接してくれるのだ。
彼は主人の愛、麗しさ、知恵、恵み深さ、豊かさ、寛容さ、聖さを誇りに思い、生涯にわたって主人にお仕えしたいと願っている。
彼がいつも念願としているのは、何事においても主人に喜ばれることだ。
主人の意にそぐわないことをしてまで、自分を喜ばせようとはしない。
主人の思いを無視して、自分の考えであれこれやろうとはしない。
自分はしもべであり、仕える者であると自覚している。
困ったことや、悩み事があれば、すぐに主人に打ち明ける。
主人は親身に耳を傾け、適切な方向へと導いてくれる。
主人のそばにいるだけで、その在り方に感化される。
それは、すべてにまさって幸福をもたらす。
ああ、主のしもべ、主にお仕えする者として、そのような歩みをしたい。
そのためにも、わたしを召し、わたしを愛してくださるお方がどのような方なのかを、よりよく知りたい。
あなたがたは、召されたその召しにふさわしく歩みなさい。(エペソ4:1)
あなたがたは以前は闇でしたが、今は、主にあって光となりました。光の子どもとして歩みなさい。あらゆる善意と正義と真実のうちに、光は実を結ぶのです。何が主に喜ばれることなのかを吟味しなさい。(エペソ5:8-10)