みつばさのかげ

一日一章、聖書のみことばから感動したこと、考えさせられたことなどを綴ります。

民数記

ナジル人の誓願

「イスラエルの子らに告げよ。男または女が、主のものとして身を聖別するため特別な誓いをして、ナジル人の誓願を立てる場合、その人は、ぶどう酒や強い酒を断たなければならない。」(民数記6:2-3) 主に対して「特別な誓い」をして、一定期間身を聖別する…

ねたみのためのささげ物

「これはねたみのためのささげ物、咎を思い出させる、覚えの分としての穀物のささげ物だからである。」(民数記5:15) この「ねたみのためのささげ物」は、解説によると、聖書中ここだけの記述ということだ。 夫婦間のトラブル、それも妻が不貞を働いたか、…

聖なるものに触れて死ぬことのないように

「宿営が移動する際には、アロンとその子らが聖所と聖所のすべての用具をおおい終わってから、その後でケハテ族が入って行って、これらを運ばなければならない。彼らが聖なるものに触れて死ぬことのないようにするためである。これらは、会見の天幕でケハテ…

レビ人はわたしのもの

「見よ。わたしは、イスラエルの子らのうちで最初に胎を開いたすべての長子の代わりに、イスラエルの子らの中からレビ人を取ることにした。レビ人はわたしのものとなる。」(民数記3:12) 3章では、祭司であるレビ人が数えられ登録された。 「レビ族をその…

それぞれの旗ごとに宿営し

イスラエルの子らは、すべて主がモーセに命じられたとおりに行い、それぞれの旗ごとに宿営し、それぞれその氏族ごと、一族ごとに進んで行った。(民数記2:34) 人口調査につづき、宿営のしかたについて、主は示された。 中央に天幕、天幕の最も近くにレビ人…

頭数を調べよ

「イスラエルの全会衆を、氏族ごと、一族ごとに調べ、すべての男子を一人ひとり名を数えて、その頭数を調べよ。」(民数記1:2) きょうから『民数記』に入る。 モーセ五書の四つ目の山だ。 そう、こうしてじっくり読んでくると、モーセ五書という山系を縦走…