場所を備えに行くのです
「わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです。」(ヨハネ14:2)
ヨハネ伝14章の冒頭で、イエスさまは、世界がひっくり返るほどのことを語っておられる。
「わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。」(3)
主は、
- 父の家には住まいがたくさんあること
- 場所を備えに行かれること
- 迎えに来てくださること
- ずっと主とともにいること
を、はっきりと宣言された。
もし、このみことばだけでも、信仰の手をもってしっかりと受け取ったなら、ほんとうにしっかりと受け取ったなら、わたしの信仰生活はどう変わるだろう。
「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。」(1)
イエスさまは、嘘つきでも、詐欺師でもない。
極度の自己陶酔家でもない。
もしそういう者であったとしたら、とうの昔に世から忘れられ、葬り去られていたはずだ。
イエスさまのことばには、1ミリの嘘も含まれていない。
そのお方が、場所を備え、迎えに来られ、ともに過ごすと、約束された。
つまり、目に見えるこの世界は、すべてではない。
それどころか、次に移る世こそが、わたしたちの目指す地であり、いまいるこの世界はほんの準備段階にすぎないのだ。
考えれば考えるほど、聖書のメッセージは凄い。
しかし、事実、彼らは、さらにすぐれた故郷、すなわち天の故郷にあこがれていたのです。それゆえ、神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいませんでした。事実、神は彼らのために都を用意しておられました。(ヘブル11:16)
「わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません。わたしは、あなたがたのところに戻って来るのです。」(18)