豊かに持つため
「わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。」(ヨハネ10:10)
イエスさまは、ご自身を「牧者」、ご自身が導く者たちを「羊」にたとえられた。
「わたしは、良い牧者です。良い牧者は羊のためにいのちを捨てます。」(11)
「わたしは良い牧者です。わたしはわたしのものを知っています。また、わたしのものは、わたしを知っています。・・・また、わたしは羊のためにわたしのいのちを捨てます。」(14-15)
「わたしの羊はわたしの声を聞き分けます。またわたしは彼らを知っています。そして彼らはわたしについて来ます。」(27)
この「良い牧者」は、
- 羊をよく知っており、
- 羊にいのちを豊かに与え、
- 羊のためにいのちを捨てる
牧者であると語られた。
彼は、羊のためになしうるかぎりの最善を行なう。
つねに羊の一匹一匹を心にかけ、目を配り、かけがえのない存在として養う。
そしてその羊が、いのち「豊か」であることを願っておられる。
「羊がいのちを得、またそれを豊かに持つため・・・」(10)
最近、筆者は、自宅で育てているゴーヤを収穫した。
つやつやと豊かに実るさまは、大きな喜びをもたらす。
かいがいしく世話をした甲斐があるというものだ。
主もまた、わたしたちがいのち豊かに歩み、実り多き日々を歩むとき、大いに喜ばれる。
「良い牧者」を、見上げよう。
しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。(ガラテヤ5:22-23)
主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。(詩篇23:1)