みつばさのかげ

一日一章、聖書のみことばから感動したこと、考えさせられたことなどを綴ります。

怠け者は冬に耕さない

怠け者は冬に耕さない。刈り入れ時に求めても、何もない。(箴言20:3)

 

箴言にはこれまでにも、「勤勉」に関する格言がたくさん出てきた。

 

怠け者よ、蟻のところへ行け。そのやり方を見て、知恵を得よ。・・・夏のうちに食物を確保し、刈り入れ時に食糧を集める。(箴言6:6・8)

 

無精者の手は人を貧乏にし、勤勉な者の手は人を富ませる。夏のうちに集める者は賢い子。刈り入れ時に眠る者は恥知らずな子。(箴言10:4-5)

 

自分の畑を耕す者は食に満足するが、空しいものを追い求める者は良識がない。(箴言12:11)

 

無精者は獲物を火であぶらない。勤勉さは人間の貴重な財産である。(箴言12:27)

 

怠け者の心は欲を起こしても何も得ない。勤勉な者の心は豊かに満たされる。(箴言13:4)

 

怠け者の道は茨の生け垣のよう。直ぐな人の進む道は平らな大路。(箴言15:19)

 

自分の仕事をさえ怠ける者は、滅びをもたらす者の兄弟である。(箴言18:9)

 

と、耳に痛い言葉が続く。

ただ、きょうの「怠け者は冬に耕さない」は、希望を与えてくれる言葉のようにも思う。

 

「耕す」のは収穫するためだ。

そして、それをすべき時は「冬」なのだ。

 

いま、いろんな意味で、「冬」の真っ只中にいるかもしれない。

寒く、冷たい冬の中に。

 

であるならば、いまこそ「耕す」ことをしておこう。

収穫の希望をもって、成すべきことに着手しよう。

「刈り入れ時」がかならずやって来ると信じて。

 

眠りを愛するな。貧しくならないために。目を開け。そうすればパンに満ち足りる。(13)

 

ですから、兄弟たち。主が来られる時まで耐え忍びなさい。見なさい。農夫は大地の貴重な実りを、初めの雨や後の雨が降るまで耐え忍んで待っています。あなたがたも耐え忍びなさい。心を強くしなさい。主が来られる時が近づいているからです。(ヤコブ5:7-8)

 

 

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