みつばさのかげ

一日一章、聖書のみことばから感動したこと、考えさせられたことなどを綴ります。

私たちは聞いたとおりを見た

私たちは聞いたとおりを見た。万軍の主の都、私たちの神の都で。神は都をとこしえに堅く立てられる。(詩篇48:8)

 

48篇は、「神の都」「シオンの山」を巡る賛歌だ。

 

主は大いなる方。大いにほめたたえられるべき方。主の聖なる山、私たちの神の都で。高嶺の麗しさは、全地の喜び。北の端なるシオンの山は大王の都。(1-2)

 

シオンとあることから、これはやはりエルサレムの都だろうか。

そこは神の臨在と祝福があり、敵も近づけない。

 

見よ、王たちは集って、ともどもにやって来た。彼らは、見ると驚き、おじ惑い、慌てた。その場で震えが彼らをとらえた。子を産むときのような激しい痛みが。(5-6)

 

神の民は、昔から聞いていたとおりに、神の都のすばらしさを見る。

 

私たちは聞いたとおりを見た。万軍の主の都、私たちの神の都で。神は都をとこしえに堅く立てられる。(8)

 

神の民は、神の恵みを思い、神の正しいさばきを喜ぶ。

 

神よ、私たちはあなたの宮の中で、あなたの恵みを思いました。神よ、あなたの御名と同じく、あなたの誉れは地の果てにまで及んでいます。あなたの右の手は義に満ちています。あなたのさばきのゆえに、シオンの山が喜び、ユダの娘たちが楽しみますように。(9-11)

 

神の都で、民はとこしえに神とともにある。

 

この方こそまさしく神。世々限りなく、われらの神。神は、死を越えて私たちを導かれる。(14)

 

キリストを信じる者たちは、この都こそ、神が将来用意しておられる「御国」であり、「都」であると確信できる。

 

都には神の栄光があった。その輝きは最高の宝石に似ていて、透き通った碧玉のようであった。(黙示録21:11)

 

大好きな聖歌を思い出した。

 

来たれ友よ ともにイエスの 

みくらのまわりを 楽しき声もて

歌い巡らん 巡り歌わん

歌い進まん 天つ家を指して

いざ歌い進まん シオンの都へ

  

いつの日か、わたしたちはかならずそこに導かれる。

楽しみに待ち望みつつ、地上を歩んでいこう。

 

「小さな群れよ、恐れることはありません。あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国を与えてくださるのです。」(ルカ12:32)

 

彼女は王に言った。「私が国であなたの事情とあなたの知恵について聞き及んでいたことは、本当でした。私は自分で来て、自分の目で見るまでは、そのことを信じなかったのですが、なんと、私にはその半分も知らされていなかったのです。あなたの知恵と繁栄は、私が聞いていたうわさより、はるかにまさっています。」(1列王記10:6-7)

 

 

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